10_ロッカーをつくる(後編)
- Akira Tsukakoshi
- 2017年5月16日
- 読了時間: 2分

ストリンガーのラインを目指してひたすら削ります。
ボトム側のノーズロッカー、テールロッカー。デッキ側のノーズロッカー、テールロッカー。

まずはベルトサンダーで荒削り(ストリンガーまで7,8㎜ぐらい残して)。
つづいて、ボード削りでザクザクとやっていきます。
残り2,3mmになったらロング紙やすりで水平になるようにざー、ざーっとストリンガーとヤスリが直角で交わる状態をキープして、行ったり来たり(と言いつつ、この写真は直交していないけど…)。

同じ場所だけやっていると飽きてくるのでノーズ、テール、ボトム、デッキをちょっとずつ進めます。
このロング紙やすりにだいぶ助けられました。プロの動画で使っている人はあまりいないようですが、これがなかったら間違いなくストリンガーの左と右で削れ具合がバラバラの板になっていたと思います。
シェイパーの気分を味わえる非常に気持ちいい工程なのですが難所があります。
フォームとフォームの継ぎ目。
ここにはかたーくなったエポキシ接着剤の残骸があったり、接着剤の塗りが足りなくて剥離しそうな箇所があったり。均等に削るのが本当に難しい(なので、100mmのフォームを手配できるなら、僕は次は間違いなくそっちを使います。継ぎ目がないにこしたことない)。

どうしてもザクザクとなってしまいます。
僕は継ぎ目の邪魔なエポキシはサンダーでガリガリ削りました。
結論、ラミネートでごまかせるのでそんなに神経質にならなくてもよかったかな、とも思います。
ボードが薄くなって、ロッカーラインがはっきりしてくるのはひじょーーーーにうれしく、気持ちいいです。

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